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養生ブログ by食医の卵

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『土からの教育―クマさんの養生説法』

No.66
著者 竹熊宜孝


No.65の姉妹本です。合わせて読みました。出版は1983年なので4年後ですね。
あとがきにこのように書かれていました。

前著『土からの医療』及び『鍬と聴診器』では、私の医療観・食物観・農業観を述べ、特に『土からの医療』では、地域医療の運動論を説いたつもりである。このたびの『土からの教育』は、いわば、いのちの教育実践論である。


この本もとても読みやすい本でした。
健康のことを考えていくと農業に辿りつくように、予防医療を考えていくと教育に辿りつくのだと思います。
著者が実践してきたことを30年以上経った現在にも役立てていきたいと思います。


<著者の主張>

1.医・食・農は繋がっている。

2.現代の生活は土から遠くなっている。

3.医学は農業に学べ、農業は自然に学べ!!



<感想&補足&関連News>

30年も前から著者が唱えてきた、「医・食・農」の三位一体は、最近ようやく追い風になってきました。
国も乗り出しています→→「医福食農連携」
自治体だと神奈川県が大学と連携して盛んに取り組んでいます。

私の母大学院でも農医連携の教育・研究が進んでいるようです。嬉しい限りです♪


No.65には、「自給は人間を豊かにする」という項がありました。自給の心は人をつくると思います。今回も、食べ物を作る教育の重要性について説いています。こちらは、学校教育で盛んになってきています。
→→埼玉県みどりの学校ファーム
地方では近くに田畑があるから必要ないのかもしれませんね。


P152 「農業は、人間の職業中最初のものである。それは、人間の従事しうる職業のなかで最も正直な、最も有用なものであり、従って最も高尚なものである。」(ルソー)

P182 食品成分表改定の話がのっていました。約20年振りに改定したということで、当時、マスコミ(新聞社?)が一面にその記事を取り上げたそうです。色々と値が変わったから取り上げられたようですね。
  ~~考えてみれば、病院給食、学校給食、職場給食、そして行政の栄養指導にいたるまで、狂った物差しで献立が作成され、治療食だとか、健康づくりだとか、食生活改善がなされ、叫ばれていて、全国民がおどらされていたことになる~~

食品成分表はあくまで参考というのは現在でも同じです。個人的には物差しにならないと思っています。


P185 水質汚染による奇形魚の話が書かれています。
恐ろしい話ですね。しかし、もっと恐ろしい話があります。全く笑えません。

【西日本新聞社発行のブックレット「食卓の向こう側」によれば、福岡県内の養豚農家で、あるコンビニの弁当やおにぎりを母豚に毎日3キロずつ与えたところ、奇形や死産が相次いでいたことが分った。具体的なコンビニ名を報道しないことについて同社は、「公表するとパニックになる」と説明した。】→→詳細はこちら

このような事実を知ると、いのちある食べ物を頂くことでいのちを保つことができるということを一層強く感じます。

医・食・農の結合が進むことを祈ります☆★




<キーワード>
農業 いのち 自給自足

<関連文献>
『鍬と聴診器』(地湧社) 『今の食生活では早死にする-アメリカ上院栄養問題特別委員会レポート』  『奇跡が起こる半日断食』(マキノ出版)









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