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『“弁当の日”がやってきた―子ども・親・地域が育つ香川・滝宮小の「食育」実践記』

No.87 
著者 竹下和男


2011年9月頃に読んだと思います。
一言、大変良い本です。学校栄養士だけでなく、教職員全般に読んで頂きたいですね。

内容は著者(当時、小学校の校長先生)が平成13年に「弁当の日」を実施したことにまつわるものです。

おそらく、この取り組みが発端となり全国に弁当の日というものが広がっていったと思います
私の手元の本の巻末には、“平成21年7月現在で、「弁当の日」実践校は35都道府県528校に”とあります。

この「弁当の日」がこれまでと違うのは、決して親は手伝わない!!というルールがあるのです。
つまり、弁当を持参する日ではなく、【自分で弁当を作る日】ということです。


<著者の主張>

1.日本の教育界は「石橋をさんざん叩いたあげく渡らない」という風潮になっている。

2.本当に豊かな生活につながることは、多少面倒でも、不便でも、時間がかかってもやらせる必要がある。

3.手間暇をかけてこそ教育。



<感想等>

上記の主張に挙げたことは、私も非常によく感じます。
閉鎖的な学校から開かれた学校への転換が叫ばれ、外部から様々な目が入るようになってきました。
もちろんこれによるメリットは多いと思いますが、一方で「ことなかれ主義」をより強くしたのも事実だと思います。

また、家庭をめぐる環境の変化も大きいですね。過保護・モンスターペアレンツという言葉もできました。最近はあまり聞かなくなったでしょうか?

“転ぶのを防ぐのではなく、転んだときに手を差しのべる”のが親・教師・指導者の在り方だと思っております。


今年(2015年)で食育基本法ができて10年になります。
正直、猫も杓子も食育という10年だった気がします・・・おかげで言葉の周知はかなりできました!
これからはその内容の精査と質の向上が大切になります。

著者は、この「弁当の日」の活動は100年先に繋がる食育だと述べております。
私もそう感じます。
完全米飯給食と弁当の日が全ての小学校で実施されれば、日本人のDNAが次世代へ受け継がれていくと思います。


最後に、著者が弁当の日に託した夢を抜粋します。

①一家団欒の食事が当たり前にある「夢」

②食べ物の「命」をイメージできるようになる「夢」

③子どもたちの感性が磨かれる「夢」

④人に喜ばれることを快く思うようになる「夢」

⑤感謝の気持ちで物事を受けとめられるようになる「夢」

⑥世界をたしかな目で見つめられるようになる「夢」



内容は、是非手にとって確認してください(^-^)♪




<キーワード>
弁当 教育 成長

<関連文献>
『始めませんか子どもがつくる「弁当の日」』(自然食通信社) 『すごい弁当力!―子どもが変わる、家族が変わる、社会が変わる』(五月書房) 『玄米せんせいの弁当箱 1 おいしい団欒』(小学館)





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