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『特定保健用食品の効能の科学性に疑義』

2011年11月22日(火) 品川区の「きゅりあん」で開催されました。

主催:早稲田大学スポーツ科学研究センター/NPO法人アジア運動栄養健康科学研究所
協力:株式会社 日本栄養新報社


鈴木先生を知ったきっかけはこのテーマです。
2009年11月14日の朝日新聞に“効能があいまいな「トクホ」は廃止を”というオピニオンが載っており、これを目にしました。

2010年の第64回日本栄養・食糧学会でも、これに関する発表をしており、この時はフロアで拝聴しました。当時、鈴木先生の前までの発表と会場の空気がガラリと変わった印象を覚えております。
タブーに切り込んでいるという・・・そんな感じでした。学会には企業ブースというものがあるので、特定保健用食品(以下、トクホ)関連の企業の方々も大勢聞いていたと思います。そのせいですかね・・・。


トクホは科学的根拠を持つ健康食品として販売されております。これによって、ある意味、他の健康食品よりも信頼できます。ただこの「信頼」というのが難しいですね。私のいう信頼は、効果の信頼ではなく、安全性の信頼です。
例えば、ネットや健康食品店で「海外で人気の○○」というような健康食品があったとします。私はこーゆーのには効果どころか害すらある可能性があると思っています。海外の旅行先の路面販売の人が「これは○○に効くんだ」などというのを鵜呑みにするのはもっとリスクが高いと思います。

実際に健康食品に関する問い合わせは、非常に多いです。→→“参考資料①”
最近の通知はこちら→→“好転反応”


科学的根拠を持つ健康食品について、鈴木先生は、「実験が科学的に行なわれただけであり、実験条件を変えれば結果は異なる。」「科学的は普遍的ではない!」とおっしゃっておりました。

また、それぞれの演者からは「生活科学的条件」という言葉が何度も繰り返されておりました。
あまり馴染みのない言葉のように感じましたが、私たちにとって意味のある科学的根拠は、「生活科学的条件」であることは疑いようもなく、イイ言葉を知ったなぁと思いました♪

もし、誰にでも効果があったらそれは食品ではなく薬だと考えましょう。実際には薬でさえ効きに個人差があります。だからトクホでは、用法・用量が書かれております。(薬は服用ですね)しかし、それを理解し遵守している人は少ないと思います。
つまり、消費者は普遍的なものとして使用している人が多いということですね。トクホも他の健康食品も、薬事法に触れないように、様々なニュアンスで読み手に伝えたいことを訴えております。この過程で読み手が自分の都合のいいように解釈している現状がありますね。


トクホの中で少しややこしいのは、ヤクルトやヨーグルトです。
こちらはトクホ制度の成立以前から消費されておりました。そしてトクホ制度ができて「トクホ」になったわけです。
このようにトクホ前からあった商品が後付けで認可されたものと、トクホの認可を受けるために作られた商品は分けて考えた方が良いでしょう。


最後に、
こうして鈴木先生はトクホに対して様々な問題提起をなさっていたわけですが、どちらかというとこちら側よりもあちら側の都合で世の中が進んでいると感じております。

トクホのコーラが出たことにはビックリし、またこれが売れていることにも驚きました。
ついにはビールまで出るようです→→“ノンアルコールビール”

科学者・研究者の品位を問いたくなってしまいます。売れれば何でもいいのか?消費者のニーズが最優先事項なのか?
認可側もですね。 制度当初の目的は?倫理・理念は?


2015年度からは、健康食品表示の規制緩和も始まります。→→“クローズアップ現代(動画あり)”


大きな悲劇が生まれないことを祈ります。。。




役に立ちましたらお願いします。
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