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養生ブログ by食医の卵

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平成24年度食育講演会

更新が滞っており申し訳ありません。
気づけば一か月も経っておりました(・_・;)


今回は、私のターニングポイントとなった出来事について書きます。
ターニングポイントというのは、 「私の転職のきっかけ」ということです。

平成24年6月8日(金)武蔵野公会堂にて食育講演会がありました。
この講演会は、自分で見つけて参加したのではなく、職場の上司に行ってくれと言われて参加しました。
今思うと、よく上司がこの講演会に行かせたと思います。病院栄養士には全く関係ない内容ですから・・・。
だからこそ、一番下っ端だった私が行くことになったというのもあります。

当時の上司も、部下が仕事を辞めたきっかけは自分がなんとなく行かせた出張だった!
な~んて明かされたら相当びっくりすると思います。私には本当にありがたい出来事でしたね♪


この日のテーマは、 『共にたべること ~共食が育むもの~』で、演者は津田塾大学 教授 外山紀子氏でした。

昨年度のダノン講演会”や放送大学で発達心理学を学んでいたこともあり、私にとってこの日の内容はかなりツボでした♪

では、役に立つ話をいくつか挙げます。

・食物の社会的分配をするのは人間のみ。
 ライオンなどがチームで狩りをして食べ物を分けるのは、生物学的分配といいます。社会的分配とは、生物学的に必要性のない積極的な分配のことを指します。また、チンパンジーは、小さい方・まずい方を乞われて与えるという行動をするが、自ら差し出す分配はしないそうです。

・共食は食欲を増加させる。
 全世界共通の見解です。大人の我々は宴会を思い浮かべればなんとなく共感できますね(笑)幼児においては、30%程度摂取量が多くなるという報告がされています。これからの超高齢社会でも必要になってくる視点ではないでしょうか。

・幼児は「新奇性恐怖」が強い。
 雑食性動物は環境への適応力が高い一方、毒性のある食べ物を誤って摂取してしまうリスクがあります。
 このため、未知の食べ物を口にすることに対して恐怖心というものが備わっています。これが新奇性恐怖です。
 離乳食が完了した頃(2歳前後)から強くなるそうです。だから、共食し親が食べている姿を見せることが大切になります。


最後に・・・
近年の母親世帯と祖母世帯では、情報に対する収集~判断が違うという話がありました。
簡単に述べますと、母親世帯は専門家の情報を信頼し、祖母世代は親戚や親の話を信頼してきたというものです。
これは特に食に関する情報で顕著だということです。冠婚葬祭の事や、冬服のしまい方などは母親世帯も親の話を参考にするようです。
これは現代の食に関する情報の氾濫状態をよく表しているような気がしました。そして、専門家が安易な情報発信して、対象者を追いつめてはいけないということを改めて考えました。


帰り道、NSTや輸液や治療食などよりも今回の話の方がずっと自分にとって魅力的だったなと思っていました。
こうして自分の居場所を変える(転職する)気持ちが徐々に高まっていき、本当に転職することになりました。


<関連文献>
『なぜひとりで食べるの―食生活が子どもを変える』(日本放送出版協会) 『知っていますか子どもたちの食卓―食生活からからだと心がみえる』(日本放送出版協会) 『普通の家族がいちばん怖い―徹底調査!破滅する日本の食卓』(新潮社)



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