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養生ブログ by食医の卵

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『病いは食から 「食養」日常食と治療食』

No.75
著者 沼田 勇

著者は医師です。NPO法人日本綜合医学会、第四代目会長を務めていらっしゃったようです。
→→日本綜合医学会

これまでの東洋医学&養生シリーズとは違って、この本は2012年8月に読みました。当時、読みたいなぁと思って読めていなかった本でした。
初版は1978年で、副題にありますように食養に関する事が書かれています。
現在、いろいろな方が様々な立場で健康になる方法や食事の取り方・考え方を語っておられます。流行る人、消える人様々ですね。
その方々も大抵先人の影響を多かれ少なかれ受けていると思います。だからその出発点を知ることが、本質を知るためにも、今後自分が振り回されないためにも必要だと、私は思います。



<本書の内容>


1.食養の始祖は石塚左玄である。

2.左玄の思想は5つに大別できる。

3.この5つの思想を大切にしよう!  




<詳細>

上のまとめ方、あまり上手くないかもしれませんがご勘弁を(--〆)


前回もお伝えしましたように、食養という情報を紐解いていくと、必ず石塚左玄という人物に出逢うことになります。ですから、始祖と言ってもよい気がします。その前となると、貝原益軒の『養生訓』ぐらいしか見当たりません。左玄氏に師匠はいたのかということに関しては、調べきれていません。


左玄氏の5つの思想は以下のようなものです。

食物至上論(食本主義) 命は食にあり、病いは口にあり、ということ。

人類穀食動物論(穀物主義) 本来肉食動物でも草食動物でもないということ。

身土不二論(風土食論) その土地、その季節のものを食べよということ。

一物全体食論(自然食主義) 食物はなるべくその全体を丸々食べよということ。

陰陽調和論(均衡食主義) 自分の体の類型を知って食物を選べということ。



私自身、この5つの思想はイイと思っています。共感できます。ただ、これを実際の食生活へ取り入れていく時、歪みが生じてしまう危険性があると思います。

実際この本の第二章の二番は “食養”による治療の基本と症例 となっています。上記の5つの思想から導きだされた??食事法により、良くなった症例が記されています。
私はこの内容に強い違和感を覚えました。混乱しそうな方は読まない方がいいでしょう。



この本を読んで、石塚左玄からどのようにして派生していったのかということが少しわかったことが一番の収穫でした。
もう一つの収穫は、 You are what you eat
という言葉の起源がわかったことです♪
19世紀ドイツの哲学者である、フォイエルバッハという人が遺したものだそうです。



<キーワード>
石塚左玄 食養 玄米


<関連文献>
『化学的食養長寿論』(日本CI協会) 『無双原理・易―「マクロビオティック」の原点』(サンマーク出版) 『養生訓』(講談社学術文庫)







役に立ちましたらお願いします。

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