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養生ブログ by食医の卵

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『悪と不純の楽しさ』

No.96
著者 曽野綾子

今回はちょっと番外編のような本です♪

2012年8月に読みました。
この本は1994年に出版されたものの改訂版です。ただ、内容が当時の出来事と関係しているので、若い方は少々苦労するかもしれません。私自身、その頃の政治や社会を知らないので(当時11歳)ピンとこない部分がありました・・・。




著者は前書きでこのように書いております。
 「…すべての人間には、悪の要素があり、不純に生きている。それは誰にとっても「ひとごと」の話ではなく、「自分のこと」である。 …誰にも等しくある悪と不純を認めれば、私たちは誰でも心が解放され、魂の自由を手にする…。」


ということで、今回は自分の【悪】について考えてみましょう!!



P16 ヒューマニスト・ヒューマニタリアン・フィランソロピスト(philanthropist)

 著者は、人々は勲章のように「私はヒューマニスト」という概念を胸に付けたがっているが、人間の行動の多くのものは道楽で道徳とは無関係だと考えている。

要するに、人の為などという大義名分を掲げて行動しているように見えても、実際は自分がやりたいから・好きだからやっている。あるいは別の目的の為にやっている。ということですね。

『バカの壁』だったか別の本だったか忘れましたが、正統な理由などがあって始まった戦争など1つもなかったという指摘がありました。戦争をした理由は後から都合のよいように付けられるということでした。

また、自己啓発書の中で、「不純な動機の方が長続きする」ということを読んだことがあります。

道楽という指摘には共感しました。


P95 貧しさと豊かさ

貧しさが無いと豊かさはわからない。だから貧困は決して悪いものだけではない。

豊かが当たり前で育ってしまうと、逆に幸福を見出すのが難しくなるという先進国の現状でしょうか。「幸福度」という言葉が一時期話題になりましたね。

私はブータンには行ったことがありませんが、インドのカルカタへ行った際、自分の恵まれた環境を身に染みて感じました。



P232 憎しみと愛

先程の内容と重なる部分がありますね。
 「本当に憎んだことのある人でなければ、本当の愛の立地点もまた見出し得ない。」


最後に、
「人が一斉に或ることを口にするような時には、既にそこにいささかの流行と誇張の部分が発生したとみなして、私は自動的に用心することにしている」

これを参考に食品や食事法の流行りを眺めて下さい!!




・・・いかがだったでしょうか。結局の所、日の当たっている美しい面を見ているばかりでは人間の本質は半分程度しかわからないということなのでしょうね。悪や不純というものを隠さず・目を背けず、受け入れることによって初めて人間全体が見え始めるのかと思いました。
深いですね。。この人間理解が食事の理解へと繋がれば幸いです<(_ _)>













役に立ちましたらお願いします。


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