FC2ブログ

養生ブログ by食医の卵

元気に、健やかに、達者に生きることを応援します!!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『ポテチを異常に食べる人たち』

No.84
著者 幕内 秀夫


2010年の大晦日に初めて読みました。
No.27の姉妹本として読むといいと思います。

食生活に関する本ですが、「夜チョコ」よりもさらに“依存”という問題について切り込んでいます。現代人の食生活、いや現代人の生き方を考えていく上では、依存を無視できないということがよくわかります。


<著者の主張内容の一部>

1. ポテチは依存性のあるドラッグだ。 

2. 人間何かに依存しているのだから、自分の依存とはうまく付き合おう。

3. 食事(本腹)をしっかり摂る、お菓子は別腹にしよう。

4.子供に教える年齢は少しでも遅らせよう!



<解釈・補足等>

1.については80頁に詳しく書かれています。ポテチは勿論、非合法なドラックではなく、依存性があるという意味でドラックと考えた方がいいという指摘です。

2.は、依存はゼロにできないのだから、「断ち切る」ではなく「付き合う」という方法を探した方がいいという提案です。とても共感しました。皆さんも、自分の依存を理解し、上手く付き合えるようになれるといいと思います。余談ですが、依存ゼロは神様の境地でしょう(笑)

3.は依存に対して予防線を張る方法の提案です。5頁でも、 「最悪なハマり方をしないためにはどうすればいいのか」をお伝えしたいと書いてあります。
アルコール依存症の治療、「HALTの法則」H:ハングリー、A:アングリー、L:ロンリー、T:タイアード)にも通じています。


4.は著者の他の本を読んでいれば分かると思います。60歳からお菓子を食べるようになった人と、子どもの頃からお菓子を食べた人が60歳で食べているのでは次元が違います。

日本の食という情報洪水はとてつもないと感じます。いつか必ず覚えるのですから、子どもに自ら教える必要はないと思いますね。


他、いくつかその他の内容を取り上げます。


P44 “うまみカルテット”(甘味、うま味、塩味、脂肪)
映画フードインクでも、うま味を除いた3つをヒトは本能的に選ぶという話がありました。(41分頃)

P76 身体と心の栄養は区別が必要。
同感です。このことを理解した専門家が少ないというのが現状でしょうか?
次のページに「フィンランド症候群」という研究の話が書かれています。(※病気の名前ではありません)
大変興味深いものでした。


P90 食べるものが乏しい国では、麻薬の蔓延が問題になっている。
この事実を考えると、今の日本の状態を看過できないものの、少しは好意的に考えられました。
依存の問題は本当に奥が深いと感じます。




<キーワード>
ポテチ 依存 ドラッグ 快楽

<関連書籍等>
『夜中にチョコレートを食べる女性たち』  『スーパーサイズ・ミー』  『乳がんと牛乳』 『食のクオリア』(青土社) 『依存症がとまらない』(講談社) 『女は「依存」でいやされる』(PHP研究所) 『ナチュラル・マインド』(草思社)






役に立ちましたらお願いします。
関連記事

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://newtrition.blog49.fc2.com/tb.php/78-a01de2cd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。