養生ブログ by食医の卵

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ここまでの整理①

漸く自分の中で一段落という所までブログを綴ることができました。
本当はもっとも~っと早くここまで書き終えたかったのですが…2013年になってしまいました
今年はもう少しペースアップして時間軸を近づけたいと思います。

これまで30冊の本を取り上げてきました。
改めて本を読み直してみると、当時は十分理解していなかったことも多々あったなぁと感じました。
しかし、そんな私でもここまで本を読み、セミナーに足を運び、自分で試してみて、食事・栄養というものに対する疑問を80%くらい解決することができたのを記憶しております。

今回はその時の事を書きたいと思います。



私はこれまで漠然と【理想の食事】があるように考えていました。だからそれを見つけるべく基礎研究があり、研究によってゴール(理想食)に辿りつけるんだと誠勝手に思っておりました。

また医学の分野に近かったため、 「食事で治す」 という事にとても魅かれ憧れていた気がします。そしていつか自分もそのような事に携わりたいし、自分で何かを提唱できたら格好イイなぁと思っていました。現代版食医ですね♪

しかし、ここまで勉強して私が考えていたことは根本的に間違っていたことに気づきました。
つまり、理想の食事なんてものはない!!ってことがわかりました。

これによって、基礎研究で未知のものを明らかにしていくことに対しても少し疑問を抱くようになりました。私の探し求めていたものは基礎研究の先に無いのですから。同時に自分の将来像も霞んでしまいました・・・。

換わりに、食事をもっと多角的にみることができるようになりました。

まず理想食から、①治療食、②養生食、③人間食に分けて食事を考えるようになりました。

①は病気を治すための食事です。
これまでの私はこれに対するウエイトが強く偏っていました。だから厳しい制限食に興味がありましたし、安易に薬に頼る人や体重をコントロールできない人の気持ちに賛同できない部分がありました。

②は生きるための食事です。
動物食と表現しても良いかもしれません。

③はハレの日など祝うための食事や快楽のための食事です。
人間を理解する上で外せない食です。このことがわかってから寛容になれるようになりました。



もう1つ大きな理解がありました。
それまでは理想の食事と同じように、皆が正しい食事をすれば病気もなくなり医療費も下がり何もかも万万歳だと思っていました。
けれどこれも間違い(苦笑)
幕内先生のセミナーで聞いた「病気は生き方を見直すチャンス」という言葉が、物事の本質を示していると思いました。

哲学的に脱線すると、光あれば闇が存在し、闇が存在するからこそ光を理解できるというのが二元論などの東洋思想やギリシャ哲学から言われてきたことですね。

病気が無い世界が幸せなのではなく、病気という存在にも意味があるという考えに至りました。



さて、食の捉え直しを終えた私は、この先自分の軸を何処に置くかを考えました。
現代版食医の見直しです(笑)

これまで①に魅かれてきましたが、病気に対しては医師が中心でありそれでいいと思うようになりました。断食をはじめ様々な厳しい食事を行なえば、現代病はかなり治せるでしょう。しかし、私は医師ではないし、③の要素をゼロにした食事を勧めることに抵抗を感じてしまいました。未だ紹介しておりませんが甲田光雄氏が取り組んでおられた、いわゆる甲田療法というものがあります。厳しさトップレベルの食事療法です。甲田氏の話を幕内先生からお聞きした時、ここまで私にはできないなぁと感じました。「幸福とは何か?」そういう域であり、私の幸福論とは異なっていたとだけ述べておきます。

これで必然的に②に自分の軸を置くことになりました。③のおいしい食事には、はなから興味がありませんので。


こうして食の理解に向けて新たなスタートを切りました!!



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